来週後半から始まるラマダンを前に、幼少中PTAが主催して、日本人学校周辺の地域住民に向けたスンバコの配布がありました。スンバコはSembilan(9つ)Barang(物)Pokok(重要)を略したもので、油や米、砂糖などの生活必需品9品目を意味します。1998年に起きたジャカルタ暴動の際には、日本人学校の子どもたちが帰宅できず学校に泊まることを余儀なくされましたが、近隣の住民の皆さんが力を合わせて、学校に暴徒が近づかないようにしてくださったり、子どもたちのために炊き出しをしてくださったりしたそうです。そのような歴史を思い出しながら、学校に対する理解をさらに深めていただく大切さを感じつつ、住民のみなさんと触れ合うことが出来ました。